塗装でも色んなテクニックがあります。自分は日曜大工程度のレベルしかない素人ですが、それでも練習して、塗り方の技術を向上させています。同じペンキであっても、使い方によって木材にまったく異なる表情みたいなものを与えることができるので、自分なりの塗装術を教えてみたいと思います。例えば、ペンキで木材を塗装するなら、ペンキをそのまま使うと思うのですが、粘度が高くて塗りにくいなら薄めて使います。でも自分はあえて、水と1対1で薄めて使います。これだけですが、木目の風合いが生きる塗装効果が得られるからで、木の質感を楽しむことができます。使い残しの塗料を使えば経済的で、白や黄色のペンキを使えば、赤みがかった木材を白っぽく見せることもできます。また、オススメの技術はマスキングテープを使うことで、ストライプ模様に塗ることも簡単にできてしまいます。まずは、好きな色を2色選び、薄いほうの色を地色として木材全体を塗装し、十分に乾燥したところでマスキングテープを等間隔に貼っていきます。そこに濃いほうの色をスプレーし、半乾きのうちにマスキングテープを剥がせば完成します。ストライプ模様でなくとも、格子模様を作ることもできます。この塗装では、木の表面が荒れたままだとマスキングテープと木の表面の間にすき間ができてしまい、きれいなストライプ模様ができないことになるので、自分の場合、塗装前に細目のサンドペーパーで下地を丁寧に調整しています。