塗装したいと思っていたのが、屋外の雨風に晒されていた物干台でした。赤サビの目立ち始めた門扉やフェンス、物干し台など鉄製のエクステリアをそのままにしておいたので、サビがどんどん進行してボロボロになってしまいました。早い段階で塗り替えをするのが個人的にオススメで、買い換えてからは、2年に1度ごとに塗り替えるようになりました。ただ、設置状況によるので、表面にサビが出てきたら塗り替えるようにしています。鉄部塗装のポイントはサビ落としとサビ止め処置だと思っていて、油性か水性のサビ止め剤で下塗りしてサビをつけないようにしました。仕上げに塗膜が固く耐久性に優れた油性鉄部用塗料を上塗りしています。サビているところはワイヤーブラシを用いて、鉄の素地が出るまでこそげ取るようにしないと、サビが残ったままではシャットアウトできていないので、せっかくの塗装効果(サビ止め)も薄まってしまいます。買い換えた物干し台は、塗膜も浮き上がっていて、そうしたところは膜の下にサビが広がっている場合もあります。皮スキで塗膜を取り、ワイヤーブラシでサビをしっかり落としたほうがいいと思います。場所によってはサンドペーパーのほうが使いやすいところもあります。狭い場所や、物干し竿をかける湾曲しているところに発生したサビも見落とさずに落とすのが大切です。ちなみに、自分はサビを落とした部分のみを拾い塗りするやり方をせずに、鉄部全体に塗るようにしています。