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施主の自覚?

施主の自覚?

中古一戸建てを安価で購入できたのは、リフォームが必要だから。 旦那、「まずは、水周りをリフォームしないといけないね」 私、「水周りって何処?」 旦那、「キッチンの流しや和式トイレだよ」 私、「現時点で使えないことはないでしょ?」 旦那、「そうだけど、和式トイレなんて学校でしか使ったことないよ」 私と旦那は同い年、私も和式トイレには抵抗があるが、水周りより先に優先しなくてはならないのは外壁塗装。 旦那、「外壁こそ、現時点で使えないことはないでしょ?」 私、「家の中を、どんなにリフォームしても、雨漏りしたら一巻の終わりじゃない」 旦那、「そうだけどさー・・・」 旦那が外壁塗装に消極的なのは、家の中のリフォームと違い、外壁塗装は近隣への配慮が必要だから。 私、「遅かれ早かれ、ご近所さんには挨拶をしないといけないのよ」 旦那、「分かってるけど、俺、そういうの苦手なんだ」 私だって苦手。 外壁塗装を行う業者さんが、見積もりのために家を見に来た。 私が気になるのは、外壁塗装に幾ら掛かるか? 旦那が気になるのは、外壁塗装をするのにご近所さんに挨拶をしたほうが良いかどうか? 見積もりで出された費用は、業者さんのホームページに載っているのと大差なかった。 旦那、「ねえ、君から聞いてよ」 私、「自分で聞いて」 旦那、「・・・」 仕方がないため、外壁塗装をするのにご近所さんに挨拶をしたほうが良いのか業者さんに聞いてみると 業者さん、「ご近所さんへの挨拶も、全てコミコミで、うちでやらせてもらいます」 業者さんが帰られると 旦那、「ホームページ通りだね」 私、「何が?」 旦那、「ホームページの口コミに、業者さんがご近所さんに挨拶をしてくれたって書いてあったよ」 私、「それを見て業者さんを決めたの?」 旦那、「悪い?」 これから色々リフォームが必要なのに、お金のことを二の次に考える旦那が頼りなく思えたのだが、業者さんが外壁塗装の挨拶をご近所さんにする時、旦那は業者さんに付いてご近所さんに挨拶をしてくれた。

宮崎の外壁塗装

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