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家の外壁を白い色に塗り替えたい妻と黒い色に塗り替えたい夫で白黒対決が勃発。さあ勝敗はどちらになるかと思ったら、思わぬ刺客が登場して引き分けの色に外壁は塗り替えられた話

家の外壁を白い色に塗り替えたい妻と黒い色に塗り替えたい夫で白黒対決が勃発。さあ勝敗はどちらになるかと思ったら、思わぬ刺客が登場して引き分けの色に外壁は塗り替えられた話

今流行中の戸建ての家をリフォームして新築のようなモダンでお洒落な家にしたかった友達夫婦の話です。
もともと、夫婦が今住んでいる家は、夫の親戚が住んでいて空家になったところ売り出した中古物件を格安で購入した物件で、やはりかなり経年劣化が起こり始めて、
床はギシギシするし、傾きなども感じ始めて、もう内装も外装もひっくるめてリフォームしたほうがいいと考え始めた矢先。
内装プランは、夫婦共に、丈夫な床に張り替えたり、お風呂や水回りも最新のシステムを導入する予定で、リフォームが待ち遠しいと二人で思っていたのですが、
ところが、外壁のプランになると話が突然、頓挫してしまったんです。
なぜなら、夫婦ともに外壁の色の好みが全く違うんです。ハッキリ言って対称的過ぎる。
夫は、最近のモダンな建物のカラーに多い、黒いシックな壁色にしたい。という黒カラー外壁色推し。
妻は、子供のころからあこがれの、西洋のお城の様な真っ白風の白かアイボリーカラーの外壁色推し。
どちらともに、外壁カラーの推しは譲れないと、押し問答状態に。
どちらかが、リフォームの費用を多く積み立てていればそちらの意見が優先ということになりがちですが、この夫婦は全てリフォーム代は折半という決まりだったので、妻は絶対に白壁がいいと主張し、夫は黒壁がいいと主張し、まさに白黒はっきりさせる対決に。
もう話し合いも決着がつきそうもないかもと思っていたのですが、実はそこに助け船というのか刺客が現れました。
それは、もとのこの家の主だった、夫の祖母。
元の持ち主であった親戚がリフォームのことで夫婦がもめだしたというのを聞いて、夫婦のもとに電話連絡がその夫の祖母から入ったんだそうです。
しかもその内容は、その家は私とおじいちゃん(夫の祖父)が住んでいた大切な家だから、リフォームするのはいいけど、外壁の色はできるだけ替えないで欲しい。との懇願。そして、もし色を塗り替えるのであれば、今の外壁と同じ色のような灰色系色にして欲しい。と、言われてしまったんだそう。
これには夫婦も元の持ち主である祖母の言い分。
裏切ることはできませんでした。
そのため、外壁の塗り替えは丁度黒白の中間色であるグレー系に決定し、夫婦のもめ事も引き分けで終わったということなのでした。

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